ブログ

アメーバでもブログを開設しています。

http://ameblo.jp/mojitofude/


2021年

このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患されたみなさま、関係者のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

【お願いについて】(2021年も継続)

教室からのお願い

・全員、マスクの着用をお願いします。(お茶を飲む時や会話をしない時に深呼吸するなど、体調に留意しましょう。)

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・ご迷惑をおかけいたしますが、トイレの利用は停止させていただきます。

・欠席する方はお早めにご連絡ください。(運営上お早めにご連絡いただけると助かります。)

 

教室の対策

・平日は各回、生徒様を3名様までに限定します。

・講師もマスクをします。

・教室の始まる前、お昼、そして教室後は換気を行い、空気清浄機を稼働します。教室後、机はアルコールで消毒します。

・教室中のアドバイスは密接になりすぎないように留意しつつ、これまで通り丁寧に指導します。

 


2021.12.27

本年も熱心に教室に通ってくださり、ありがとうございました!心よりお礼申し上げます。

落ち着かない状況が2年続いておりますが、通ってくださるみなさまのおかげで、教室を進めることができています。

この年末はメールやお手紙をいただくことが多く、あたたかい気持ちになりました。今年一年練習したことを振り返る方、来年の練習内容の希望を書いている方、教室への感謝を書いてくださる方など、さまざまいただきました。ありがとうございました!

◎2021年の教室を振り返る

・出席百回
今年は2名の方が出席100回目を迎えました!教室から感謝の気持ちで、小筆と図書カードを贈呈しました。昨年も2名いましたので、4名の方が100回をこえて通ってくれています。

今年のおふたりは、ひとりはペン字を熱心に練習されている方です。この年末から『ペン字検定』の問題集を使い、お手本を見ずにきれいに書く練習が始まりました。
もうひとりは、ペン字と小筆を丁寧に練習している方です。新年から小筆は手紙文を書く新しいテキストに入ります。おふたりとも集中力があり、書き始めたら止まりません。

・通信で
今年定期的に通信添削を送ってくださった方がいました。ペン字の方で、納得いくまで同じ文字を何度も練習されていて、徐々にテキストのページも進んでいます。

・展覧会について
今年も9月から練習を始めて、11月上旬にお清書という流れで作品を仕上げました!
教室として展覧会に挑戦するのは6年目となりました。今でもそうですが展覧会出品は強制ではありません。6年前に生徒さんから挑戦したい!と相談があってそこで初めて「作品募集してみよう」と始めることができました。これもまた、これまでの生徒の方々のおかげです。
今回は10名の方が出品し、仮名3点、漢字7点と漢字の古典臨書の作品が多くなりました。
出品するということは緊張しますが、出品回数を重ねると少しずつ慣れていきます。なかにはこの緊張感をあえて味わいたい猛者もいます。来年もまた作品を集めると思いますので、挑戦したい方は念頭に置いておいてください。誰でも大歓迎です♪


◎大事なこと
上達するにはどうしたらよいだろうと考えると、一番はやはり練習量(枚数、時間)です。自分流に書くのではなく、お手本をじっと見つめて、そのお手本の字形に近づくように練習することが大事です。

また、所作や身のまわりへの視線も大事です。
書き損じた紙やティッシュを横に置いて、そこで墨を落としたり、家で磨った墨を教室に持参し、題材に合うように選んだ紙を用意するなど、身のまわりのものを丁寧に扱い、道具にこだわりのある方が良い字を書くように思います。私自身も通ってきた教室で書への姿勢を教わりました。今あらためて大事なことだと思っています。

来年も教室でお待ちしております。
一緒に練習していきましょう。


2021.12.07

いつも教室に通ってくださりありがとうございます!12月の教室がスタートしました。

12月は年賀状の練習です。小筆またはペンで葉書にお清書しましょう。
普段中筆の方も小筆で書きます。今回は冊子にしませんので、お清書の葉書を大切に保存してくださいね。


☆ニュース
「鵞毛堂移転」

先日鵞毛堂さんへうかがったところ、新年に移転するとの貼り紙がありました。まだ鵞毛堂さんのホームページでは情報が無いので、下のウェブニュースをご覧ください。

https://urawacity.net/24795

新しい店舗は路面店ではないようですが、これからも浦和駅周辺に在るということなのでひと安心!埼玉の貴重な筆墨店。これからも皆で大事に利用させてもらいましょう。

今月もお待ちしております!


2021.11.01

今日から11月の教室がスタートしました!
11月といえば……作品お清書の月です。
今回展では10名の方が提出予定で、今日は4名の方がお清書されました。雅な仮名の作品、堂々とした漢字作品。私も自信をもって皆さんの作品を事務局に送ろうと思います。年々内容のレベルが上がっているので、練習量が大事になっています。

そして12月は年賀状です。
小筆と中筆の方は小筆で、ペン字の方はいつも通りペンで、用紙や葉書に練習します。

年末も教室でお待ちしております!


※生徒募集(体験レッスン)休止について
コロナの影響で昨年から生徒募集を休止しています。募集する際はこのホームページ上のみで行います。今後の状況を見て、新年明けてから募集ができたらと考えています。
また落ち着いた頃、新しい方にお会いできますように。こちらも楽しみに準備しておきます。


2021.10.03

明日から10月の教室もスタートです!
緊急事態宣言が解除されましたが、教室では引き続きこれまでと同じ対策をしていきますので、よろしくお願いいたします。

慌ただしい世の中で、何も考えずに筆やペンを動かしている時間が貴重に思えます。
何も考えずに書いたり、または書の歴史を考えるなど頭をフル回転しながら書いていく。書き終えたあとは疲労感と、何か自分の中が少しリセットされるような涼しい気持ちがあらわれます。

私はその書き終えた自分の中にあらわれるものが忘れられなくて、ちょびちょびと練習し続けている気がします。

年末に向けてまた一緒に書いていきましょう!
教室でお待ちしております。

2021.09.05

9月の教室も明日から始まります!

今月も予防対策を充分に行い、みなさんが来るのをたのしみに待っております。天候も変わりやすい時期ですので、お気をつけてお越しください。

今、上野の森美術館にて「書・六人展」が開催されています。
書の大型公募展といえば毎日書道展(毎日新聞社主催)と読売書法展(読売新聞社主催)ですが、その毎日書道展の中心メンバーである六人の先生方が集まった展覧会です。

色とりどりの個性と筆力のある先生が集まった、今年一番の展覧会といっても過言ではない!と私は思っています。

会場に気軽に行くことができない状況ではありますが、YouTubeに様子が分かるチャンネルができました。先生方の作品解説などを見ることができます。ぜひご覧ください!↓

「書・六人展」YouTubeチャンネル
https://youtube.com/channel/UCe-kLEZKhIDgdFbElx6nltg

私が書道雑誌の編集者をしていたときに、一日密着取材をさせてもらうなどご教示いただいた先生が参加されています。その先生とは今でもお話しすることがあるのですが、作品が毎回魅力的で、稀有な書家です。

2020.08.19

8月の教室もスタートしています!
最近の状況の中、教室にお越しくださりありがとうございます。

私の母は北海道出身で、父方の祖父母は東北出身ということもあるのか、私は暑いのがとても苦手です。私の地元は千葉ですが、千葉は海からの少し塩分を含んだ風が気持ちよく吹いて、涼しいときがあります。今はそれがとても懐かしいです。

まだまだ暑い日が続きますね。体を大切にしましょう。

教室では作品練習をスタートした方々がいます。来年1月開催の展覧会に向けて今のところ9名の方が挑戦予定です!題材を選び練習するところまで進んでいます。

これからも世の中の情勢を注視しつつ、教室も前向きに進めていきます。

昨年から生徒募集をできておらず、大人の女性限定に絞っているし、他人から見たら繁盛していない教室だと思われるだろうなと寂しく思うこともありますが……。たとえそうであっても、コツコツと今出来ることをしていくだけですね。

文字も同じです!
自分の練習していることや先生のアドバイスを信じて何度も夢中になって練習していたら、他人からのマイナスな意見は気にならなくなります。

(書を学ぶ私達は皆、文字を練習中の身で、上達・書美という頂上を目指した山登りの途中です。練習を重ねていくと自分の文字の足りない所が見えてきます。その見えるという目の肥えた状態は、上達の証のひとつです。自信をもって練習していきましょう。)

書でもどんなお稽古でも、また語学等の勉強でも、急に一級レベルに達することはありません。遠回りに思えても、練習の段階を一歩一歩進んでいくことがその真髄を掴むことにつながります。

今年の下半期もどうぞよろしくお願いいたします。


2021.07.14

7月の教室もスタートしました!
蒸し暑い日が続いておりますが、いつも教室にお越しくださりありがとうございます。

今週は教室のはじめに、教室日程とニュースをお渡ししながらお話ししたり、先日開催した写経イベントの奉納のお写真をお見せしたりしています。

私の先生が住職をされているお寺に納めたのですが、立派な写経の奉納塔を作られていて、先生から奉納の様子が分かるお写真が届きました。(納経はご希望の方のみ納経料を別途いただいて行いました。また来年あたりに開催したいと思います。もちろん、奉納せずご自身で大事に保管するのも◎です。)

そしていよいよ今年も!
1月開催の展覧会に向けて、9月から作品のお清書をスタートします。8月中には題材を決めましょう。
まずはあまり考えすぎずに焦らずに。字形を整えることを心がけて、何枚も書いていきましょう。私もみなさんと一緒に作品練習をスタートしたいと思います。

2021.07.06

7月が始まりました。
今週は教室がお休みで、通信添削のノートが届いたり、臨書の相談メールにお返事したり、教室ニュースを印刷するなどしています。

7月の教室では教室日程と教室ニュースをお渡しします。教室ニュースは裏表になっていて、表は保存版!のテキスト一覧、裏は臨書にまつわる書道用語一覧になっています。どちらも大切に読んでもらえるとうれしいです。

7月も教室でお待ちしております。

2021.06.18

5月、6月の教室にもお越しくださりありがとうございます!徐々に暑い日が増えてきましたので対策しましょう。

教室では中筆で古典臨書をする方が多くいます。
臨書は、主に中国の唐代までの作品を模写するように書くことから始まります。
まずは古典の文字と同じ形になるように書いていきます。その古典の文字の形を忠実に再現しようとすることで、古典のもつ線の流れや空間の取り方を体感できます。いかに現代の自分の癖を捨てられるかにも挑みます。

古典の文字の形ひとつひとつに、その古典が美しい理由が詰まっています。
私はいつも「臨書は自分と過去との対話である」と思っています。臨書することで、その古典自身の文字の力や筆者の姿勢、そしてその古典が評価されてきた歴史と向き合います。謙虚に書くことが求められます。

ペン字や小筆のテキストなど、現代の先生の文字をお手本にする場合でも、何度も何度も繰り返しお手本を見て、書くときもお手本の文字を謙虚に見つめて、再現することが大事です。

練習量も大事ですが、練習には段階があります。焦らずにじっくりとステップアップしていきましょう!

2021.04.14

4月の教室にもご出席くださりありがとうございます。
今後も対策をしながら各回3名様までの出席で進めてまいります。

今回後半に教室の方針を書きました。教室の方針は教室開校当初から変わっていません(^^)
通ってくださる方々の書きたい気持ちを大事にしたい、書道の深さを一緒に味わいたい、自分の文字を大切に思えるように、その方のもともと持っている文字の良いところを失わない指導を心がけています。
教室で無心になれる時間が好きで通っている方が多くいます。そのような方々を含めて作品を書く書かないに関わらず、私は生徒さんをひとりの書人として見たいと思っています。同じ書を学ぶ者として一緒に進んでいきましょう!


最近の練習内容について

・ペン字の方々
『ハンドブック』、『ペン字精習』の上・下を熱心に練習しています。下巻に進んでいる方々とは次に学ぶテキストを一緒に考えています。百人一首を学ぶテキスト、硬筆書写検定のテキストなどをおすすめしています(お手本の無い状態で自分の文字を向上させたい方におすすめ。受検をせずとも◎です)。次に何を学ぼうかと想像することも大事な時間です。

・小筆の方々
実用書の方々は同じ語句を楷書行書に書き分ける練習や手紙文などを練習しています。
仮名の書を学ぶ方々は和歌や俳句の作品づくりを勉強しています。今後自分ならではの作品を作るときにも役立つ大事なポイントの詰まったテキストです。焦ることなくじっくりと練習を進めています。小筆の方もゆくゆくは臨書する内容に進みます。

・中筆の方々
半紙や半切に王羲之や唐代の古典臨書をしています。毎回半紙に臨書した内容を半切にまとめるという内容を、うれしいことに5名の方が始めました。まだ自分に半切は早いかな?と思う方も練習してみたくなったらチャレンジしてみましょう!こちらは何も止めません。書きたい気持ちを大事にしましょう。そして、競書誌を始められた方もいます(競書誌は毎月作品を提出するため月2回出席できる方に適しています)。


教室の方針について
※急に厳しいことを書いてしまいます。

主に中筆の漢字書についてですが、臨書が一番の勉強方法です。活躍した先生方はみな、一から古典を臨書して自分なりの書を作りあげていきました。現代の先生の文字だけを見て、その先生の完全なコピー品を目指すのは本来の書の勉強ではありません。現代の展覧会書道のようにコピー品の中でランキングを争うような状況ではただ書が衰退していくだけです。書の真髄を体感し表現するには、臨書し、自分で考えながら練習するしかないのだと思います。

よく、実技をするのと理論を学ぶのとは別で、書く専門は難しい理論を学ばないでもいいと言う先生も少数おられますがそれは違います。その古典作品の背景、歴史上の立ち位置などから始まり、膨大な量の情報の片隅でも知ることが書の見方を勉強することになり、自分の栄養になります。

上海で現地の先生から学んだときに、私は初めて書が自由な空間であることを知りました。
顔真卿を全紙に臨書する練習でしたが、書いていることばをうたいながら書く先生の姿が目に焼きついています。この教室でも、広がりのある書を学べるようにしていきたいです。

2021.03.

3月の教室もスタートしております。通ってくださりありがとうございます。

最近の教室について

中筆で半紙に漢字の古典臨書を練習してきた方々が、今年からまずは半切(約35×135センチ)の二分の一サイズの練習を始めました。
ペンも筆もみなさんの練習を見ていると、段階を経て徐々に練習する内容が深まっているのが分かります。


通信添削について

新しく始めました通信添削。先日は2名の方から送られてきました。おふたりともペン字の方で、ノートに一字一字を熱心に集中して書かれていて、確実に上達しています。

私の方では、そのノートに朱で丸やポイントを書き、直した文字を繰り返し練習しやすいようにノートに書き足します。また、練習したところのポイントをまとめたプリント一枚と、次に練習するところのポイントを記したプリント一枚を作り、同封します。おひとりにつき、大体2、3時間かかっています。送ってもらった熱量に応えたらそのような感じになります(^^)

オンラインも通信添削も、通ってくださっている生徒の方々のお声があって手探りで始めました。教室で学び続けたいと思ってもらえることがとてもうれしいです。

2021.01.29

今日は1月の教室と展覧会についてのご報告です。

1月の教室

1月の教室も開講しており、本日29日で1月の教室日程が終了しました。
今年も出席人数を最大3名様までとして開講しております。玄関では消毒をしていただき、教室では掃除、換気等に気をつけております。
1月に出席された方々には新年のご挨拶として、「丑」と書いたカードをお渡ししました(気持ちのゴーフルも添えて)。落款印には教室で使用している「翰墨生涯」をおしました。使用したのは、固形墨は和琴(呉竹製、鵞毛堂で購入)、小筆は瑞香(鵞毛堂)です。

そして……丑年生まれの生徒さんがいらっしゃいました!
また先日は、王羲之・蘭亭序の臨書を始めた方がちょうど冒頭の「永和九年歳在癸丑」(永和九年、歳は癸丑にあり)を練習していて、蘭亭序(蘭亭にて行事がおこなわれた年)が丑年(癸丑、353年)であることに気づきました。今私たちは作品の落款に「令和三年歳在辛丑」と書けますね。

展覧会について

展覧会、無事に閉幕しました。
ありがとうございました!
今後世の中の状況が落ち着きましたら、ぜひ次の展覧会にお越しください。実際に広い会場で作品を見ると、作品のもつエネルギーを味わうことができます。その作品の表現等の詳細も作家が伝えたいことも見て受け取ることができます。


2021.01.04

新年のご挨拶

2021年、明けましておめでとうございます。
今年は丑年。辛丑(かのとうし)の年です。
干支の中で丑年生まれの方の人口は3番目に多いと聞きました。教室にお越しの方の中にも丑年生まれの方がいるかもしれませんね。
今年もじっくりと丁寧に書いていきましょう。悠久の書の歴史を一緒に学び、書の話も個々の話も色々としましょう。今年も「書道教室文字と筆」を何卒よろしくお願いいたします。


展覧会について

昨年12月26日の時点で展覧会は開催とされています。
しかし、今後の東京都や国の対応により、展覧会が中止になる可能性があります。展覧会事務局からお知らせがありましたら、出品者のみなさまにすぐにメールでご連絡いたします。また、このホームページ上でもお知らせいたします。
※1月8日現在、東京都美術館の公式Twitterにて平常通り開館と書かれています。

昨年12月には作品審査が行われ、教室から出品した7名の方の作品も審査員の先生方に審査していただきました。その数日後、審査結果が教室に届き、受賞された方々へご連絡しました。
昨年の落ち着かない世情の中でも集中して仕上げた出品者のみなさんの作品です。向上心あふれる前向きな作品です。今回も高く評価された作品が多くありました。


通信添削について

昨年、数名の生徒さんから通信添削をしてほしいとお話があり、今年2021年から通信添削をスタートすることに決めました。詳細は「通信添削」のページでご確認ください。

今後も当教室は、実際に教室に通ってもらうことをメインの指導としていきます。姿勢や書くスピードだったり集中力を身につけるなど、その場でお伝えしたいことが多くあります。
一方で、この世の中の状況から、オンラインや通信添削を希望してくださる方々もいらっしゃいます。さまざまな事情で実際には通えないけれど、この教室で学びたい!と言ってくださる熱心な方々です。どこの場でも、一生懸命書きたい!と思っている方に適切なアドバイスをしていきます。


2020.12.16

 

本日は、「近況」と「書道関連の新刊」についてお伝えします。

 

◎近況

 

年内ラストの週

今週月曜日から年内の教室ラストの週が始まりました。今年は色々なことがあったと生徒の皆さんとお話をしました。

教室としては緊急事態宣言が出された4月から5月までの1カ月半を休講にしました。その後、教室を再開し、昨年の出席率の7割8割程度まで皆さんに出席いただいております。

正直に言うと、休講の間、この開業してすすめてきた小さな教室を今後どうしたら良いのか悩みました。こんなに小さな教室でも色々と思ってしまいました……。しかし教室を再開し、久しぶりにお会いした皆さんからたくさんの前向きなパワーをもらい、教室開講当初のようにできることからまた丁寧に教室をしていこうと決めました。

 

皆がつらい思いをした年であったと思います。自分だけではなく、他人もそういう気持ちや立場になっているかもしれないという可能性を考え思いやることができたら、やさしい世の中になるだろうとも思いました。

 

また年始に皆で元気に会いましょう!

寒い日が続きますので、どうぞみなさまお身体ご自愛ください。

 

-------------------------------------------

祝!出席100回記念!

先日、出席100回を迎えられた生徒のおふたりに気持ちのプレゼントをお渡ししました。

広島熊野の「一休園」の小筆と、図書カード、そして私からの一筆もお付けしました。

偶然おふたりが同じ日時の回に出席されたので、同時にお渡しすることができました。そのおふたりとこれまでの軌跡(!)を楽しく振り返りました。色々なことに興味津々で、熱心に集中して書かれるおふたりです。教室を開講した2014年からお越しいただいており、ペン字、中筆、小筆、展覧会とさまざまに練習を重ねてきました。これからも共に学んでいきましょうね!

 

-------------------------------------------

◎書道関連の新刊

『書聖 王羲之ーーその謎を解く』魚住和晃著、岩波現代文庫

王羲之に関する重要で基礎的な情報を解説した一冊です。王羲之の出自、蘭亭序、王羲之書法、日本への影響など。

今教室で蘭亭序や王羲之の尺牘を臨書している方々がいます。私も新年1月の展覧会には『淳化閣帖』より王羲之の「郷里人楽帖」を臨書した2×6尺(横60センチ×縦180センチ)の作品を提出しました。

 

『漢字の体系』白川静著、平凡社(画像右上)

『漢字の体系』が刊行されました。この新刊の『漢字の体系』の他に、『常用字解』(平凡社)、『漢字百話』(中公新書)、『回思九十年』(平凡社)を持っていますが、関連書籍の中では『白川静さんに学ぶ漢字は楽しい』(小山鉄郎著、新潮社)が一番わかりやすい一冊です。文字の成り立ち、点画の意味の解釈は難しいものです。その時々で一字一字を字書で確認するようにしています(忘れてしまうのでまた確認の繰り返しです)。教室名に「文字」と名乗っているので勉強しないといけないなと思っています(>_<)

 


2020.11.09

 

ブログの更新が少しあいてしまいました。

9月、10月、11月の1週目もみなさんに元気に通っていただいております。心より感謝申し上げますm(_ _)m

今日もいくつかご報告です。

 

①書道関連のテレビ番組について

 

12月8日(火)午後3時08分〜3時55分

NHK総合テレビ「歴史秘話ヒストリア」にて「新発見!まぼろしの源氏物語 藤原定家の挑戦」が再放送されます。

10月28日に放送されたものの再放送です。番組の詳細はNHKのサイト等でご確認ください。

 

②展覧会出品について

 

お清書のみなさま、お疲れさまでした!

最終的に今年は7名の方の出品になり、先週までにお清書を終えました。私の方で出品票をまとめ、落款印をおして、本日事務局へ宅急便で送りました。

展覧会は1月に東京都美術館で開催されます。最近はさまざまな展覧会が開催されており、このままであれば開催されると思いますが、1月頃の様子で開催について状況が変わる可能性もあります。そのような可能性をあらかじめお話した上で出品を考えてもらいましたが、うれしいことに7名の方の作品が集まりました。

 

③教室ニュース配布中

 

教室では出席された方に「教室日程」のプリントをお渡ししていますが、今回はその裏面に「教室ニュース」を印刷しています。下記に「教室ニュース」でも触れたことを記します。

 

(上達するために大事なこと)

・同じ文字を何度も練習しましょう。次から次へと文字を多く書いたり枚数を重ねるのではなく、一字を丁寧に書きましょう。

・家でも練習している方が上達しています。また、道具にこだわる方も上達が早いです。

・手本を観察して、文字を見る眼を鍛えましょう。また展覧会や書籍やインターネット等で書道作品を鑑賞し、眼を養いましょう。

 

(ペン字の方の家での練習方法)

・前回教室で朱で直されたところを何度も書きましょう。

・トレーシングペーパー等を使い、テキストを敷き写して練習してみましょう。ペン習字ではお清書以外であれば、敷き写しでテキストの先生の筆致を学ぶことができます。字形や書法を自分のものにすべく、貪欲に練習しましょう。

・速く書くのではなく、ゆっくりと丁寧に時間をかけて書きましょう。

 

(毛筆の方の家での練習方法)

・中筆臨書の方は、石碑の冒頭から4文字ずつ書いていくとよいでしょう。

・小筆の方は、前回教室で直されたところを何度も書きましょう。

・速く書いて半紙何枚書いたというのではなく、ゆっくりと筆を動かしましょう。

 

11月、12月も何卒よろしくお願いいたします。


2020.09.07

 

9月の日程も1週目を無事に終えました。

平日から土曜日までお越しいただいたみなさま、ありがとうございました!

今日はいくつかご報告をしたいと思います。

 

①展覧会出品について

 

今年も展覧会開催のお知らせが届きました!

会期 令和3年1月20日〜26日

会場 東京都美術館(東京上野)

 

毎年、教室から8名から10名の方が主に半紙の部に出品しています。

今のところ展覧会は開催される予定ですが、今後状況によって開催が中止になる可能性もゼロではありません(中止の場合は出品料返金)。その可能性もふまえた上で現在5名の方が提出希望です。中止になったとしても、一つの作品を仕上げるために練習したことは必ず自分の中に蓄積されます。笑顔で「清書します!」「挑戦します!」と言われて、こちらの心も明るくなりました。一緒に仕上げていきましょう。

 

②出席100回目の方々へ

 

前回お伝えしました出席100回目の方々へのプレゼント。「図書カード」と「小筆」を一筆添えてお渡しすることに決めました(^^)小筆については老舗筆屋の筆をお渡しできるように考えています。

 

③イベントについて

 

年始3月頃にまた「写経」イベントを開催したいと考えています。心を静めて共に筆を動かす時間を提供したいと思い、また写経を皆でできたらと思っています。

 

☆ひとこと

6月以降の平日で生徒の皆様には例年に近い程度まで出席いただいており、正直なところ少しほっとしました。しかしまた自粛しなければならない状況が来るかもしれません。そうなったとしても気落ちしすぎず、落ち着いて、できることを……ですよね! 今後も慎重に教室を運営していこうと考えています。

 


【本のご紹介】vol.1

2020.09.09

『日経WOMAN』

2020年10月号(2020年9月7日発売)

日経BP、特別定価680円(税込)

※田中みな実さん表紙の雑誌です。

 

発売中の『日経WOMAN』では「美文字練習ノート」が付録です。

青山先生が揮毫と監修をされています。ペン字で一字ずつ漢字の楷書と平仮名を練習できます。

去年の同誌10月号でもこの「美文字練習ノート」が付いてきました。昨年と今年の内容を比較すると、『幸福論』(フランスの哲学者アラン著・日本語訳)からの一文を横書きで練習する後半の頁が今年ならではといえそうです。

 

お家で少しでも「書く練習」をしたい方におすすめです。ペン字の方も筆の方もぜひ(^^)/

 

 

☆ここで詳しく

(長いので時間に余裕のある方はご一読ください)

 

青山先生のペン字は、教育上でのかきかたを基本とされているようです。また、漢字の字形は、漢字の毛筆の書の字形をペン字で応用されているように見えます。一字内の空間も大きく、外形は向勢(丸みがある)で、とても大らかで力強い文字です。

当教室では日本習字普及協会の先生とペン習字研究会の先生をお手本にしています。その先生方の文字は「ペン字ならではの表現」を厳しく追究されて出来上がったものです。普段の教室でのテキストと青山先生のものとでは観点や字形の異なる部分等もあります。

 

指針を決める

ペン字に限らず、毛筆でも、他の分野でも、現代の先生それぞれに教える内容が異なることがあります。そこであまりさまざまなことに手を出しすぎずに、まずは自分の中で核となるもの、指針となるものを一つ決めておくと良いと思います。たとえば、ペン字で「平仮名は絶対にこのテキストのこの形で書く」と決めて、それをひたすら練習し、目と手で覚えて、普段でも書けるようにする。そのようにペン字や実用書の小筆に関しては、一つお手本を決めて、お手本を見ないでも同じように書けるようになることが大事です。

一方で、漢字の毛筆の書や平安風仮名の書に関しては、古典を大事なバイブルとして、一つの古典に留まらず、さまざまな古典を学んでいきます。その学んだすべての内容を自分の中にミルフィーユのように重ねていき、自分の書を作っていきます。

 

学ぶ上で大事な心構え

そして、本当に学ぶ上で大事なことは、「自分の字を好きになる」「自分の字を大事に思う」ということです。自分の字をじっくり見つめて、練習した時間を誇りに思いましょう。それが自分の現状を認めることになり、上達につながります。

 


2020.08.03

 

「最近の教室の状況&出席100回目」

 

☆最近の教室の状況

 

今日から8月の教室がスタートしました!

蒸し暑い中そして世の中の状況も変化する中で教室にお越しいただき、心より感謝申し上げます。

 

最近のみなさまの練習内容について下記にまとめてみました。「こういった練習をしている方もいるんだ」「私もそれを学んでみたいな」と少しでも参考にしてもらえたら(刺激になったら)と思い、徒然に列記します。

 

*ペン字の方々の練習状況

・『ペン習字ハンドブック』を練習している方々。

・『ペン字精習(上)』を練習している方々。

・『ペン字精習(下)』に入り、ペン字で変体仮名を練習。作品づくりの土台を固めている方々。

(※方針は、日本ペン習字研究会、石川芳雲先生のお作品を参考にしています。)

 

*中筆の方々の練習状況

・古典を臨書している方が大半です。

古典は蘭亭序、雁塔聖教序、孔子廟堂碑、九成宮醴泉銘で、半紙に2字、4字、6字を臨書しています。全臨の練習で、家で冒頭から臨書している方もいます。

 

*小筆の方々の練習状況

・実用書のテキストで小筆で書く楷書、行書、漢字仮名交じり文を練習している方々。

・仮名テキスト1巻目で変体仮名の基礎、作品づくりを練習している方々。

・仮名テキスト2巻目で作品づくりを練習。構成にこだわり、線の中身の充実を考えています。

・他に上記の内容に加えて、百人一首、粘葉本和漢朗詠集を練習している方々もいます。

(※テキストは主に村上翠亭先生の二玄社で出版されているご著書をお手本にしています。)

 

 

☆出席100回目

 

2014年6月に教室を開業して、今年2020年6月で6年が経ちました。

お越しいただいているみなさんの出席を見たところ、100回を越えた方と、あと数回で100回になる方がいらっしゃることに気づきました。その他、50回、80回を越える方々もいらっしゃいます。

100回を越えた方が今日出席されたのでこれまでの練習を振り返りつつお話ししました。その方はペン字、中筆、小筆、そして作品出品にも挑戦され、じっくりと丁寧に繰り返し練習されています。

出席回数については「先生、数えているんですか?!」と驚かれましたが、はい!今日の練習内容、次回の練習内容やお伝えしたいことをノートに細かく書いているので回数が分かります。

そこで、100回を越える方には気持ちになりますがお礼のプレゼントをしたいと考えています(^^)/

 


2020.06.19

 

「教室を再開しました」

 

5月末から教室を再開することができました。

 

教室で久しぶりにみなさんとお会いして、お家のことだったり、仕事や世間のことを話してくれる方が多くいました。会うなり元気に「教室再開を待ってました〜」と言ってくれる方々もいて、こちらも笑顔になりました。(そのあと私が「休んだ分たくさん練習しましょう!」と言って、みなさんを困り顔にさせました……。)

 

教室に来るとリフレッシュできると言われることがありますが、私にとっても同じです。再開してみなさんとお会いしてお話しして、どれだけ気持ちが軽くなったことか……。ひたすらに感謝しかありません。

 

今後世の中がどうなっていくのか予想できませんが、こうやって少しずつ進んでいくしかないのだろうと思っています。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

 


2020.05.22

 

今後の教室について

 

平日の教室を再開いたします。土曜日に関しては今後の状況をふまえてお知らせします。

下記のお願いと対策は生徒のみなさまへお送りする前日メールにも記します。

 

 

教室からのお願い

・全員、マスクの着用をお願いします。

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・トイレの利用は停止させていただきます。

・欠席する方はお早めにご連絡ください。(運営上お早めにご連絡いただけると助かります。)

 

 

教室の対策

・各回、生徒様を3名様までに限定します。

(欠席の方がいた場合もそのままで、生徒様が1名様または2名様になる可能性があります。)

・講師もマスクをします。

・教室の始まる前、お昼、そして教室後は換気を行い、空気清浄機を稼働します。教室後、机はアルコールで消毒します。

・教室中のアドバイスは密接になりすぎないように留意しつつ、これまで通り丁寧に指導します。

・オンライン教室も始めております。教室へ来ることが難しい方はご検討ください。

(・4月7日から5月16日までの教室を休講にいたしました。)

 

 

※今後の教室で配布するプリントについて

・6月〜8月の教室日程

・教室ニュース

 

 

※追記

4月から休講することとなり、ご予約をいただいた方へ休講をお知らせするメールをお送りするなど、ご迷惑をおかけしました。

この期間、書、本、絵、音楽、映像などに留まらないさまざまな芸術や学問が停滞しています。また、それらを大胆にも不要と言う人たちも現れ、人の心の養分や糧になるはずの活動は、現代の人にとってもはや不要なものなのだろうか、世の中はこれからどうなっていくのだろうと考えていました。

これは今回のウイルスが発生する前の、AIが進化し始めた頃にあふれ出た議論にも似ています。人が作るものがどれほど意義や価値のあるものか、それとも機械が作り出すものと変わらないのか……、再び考える時間にもなりました。(当然私は書やその他のさまざまな分野が心を豊かにしてくれると信じていますし、人が人であるために必要だと思っています。)

そうした中、今の気持ちをお知らせしてくれる方や家での練習を報告してくれる方、笑顔で真剣にオンライン教室で学ぶ方がいらして、私もできることを頑張ろう!と前向きに思えるようになりました。

今後も状況を適宜考慮して、人数を制限するなどの対策を行いながら、慎重に教室を進めていきます。


2020.05.07

 

5月の教室について

 

休講のお知らせ

緊急事態宣言が継続になりました。

5月11日(月)、12日(火)、15日(金)、16日(土)は休講いたします。

※5月11日から16日にご予約いただいたみなさまへ7日にメールでご連絡いたしました。お手数ですが7日中にお返事をお願いいたします。

 

・オンラインレッスンについて

LINEビデオ通話にてオンラインレッスンを開講しております。

詳しくは「オンラインレッスン」ページをご確認ください。

 


2020.04.27

 

今日ホームページ上でもお知らせしておりますが、5月から「オンラインレッスン」を開講することに決めました◎

このホームページ内の「オンラインレッスン」ページをご覧ください。

 

オンラインレッスン開講のお知らせ後に数名の生徒さんからご連絡をいただきましたが、このような状況の中でどう勉強したらいいか、それぞれに考えられていたようでした。

私自身、書とネットというのは融合しないと思ってきましたが、今回少し歩を進めてみようと思います。進むからには、リアル教室空間で学ぶのと大差ない状態、またはオンライン・マンツーマンならではのアドバイスと空間作りを考えていきますヨ!

 

もちろん。この状況が落ち着きましたら、リアル教室に戻っていただいても大丈夫ですし、そのままオンラインでの勉強でも構いません。まずは2020年1月以降出席された、在籍の生徒のみなさまの中から募集いたします。

 

教室にとって新しいことを、これからも前向きに考えていきたいと思っています。


2020.04.20

 

このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患されたみなさま、関係者のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

【休講のお知らせ】

4月20日(月)、21日(火)、24日(金)の教室は休講です。

コロナウイルス対策のため休講することに決めました。20日から24日にご予約いただいたみなさまへ、13日午前にメールでご連絡が済んでおり、お返事もいただきました。

 

☆5月の教室について

5月11日(月)からの教室は開講予定です。ご予約受付中です。

5月は密にならないよう、2〜3名様でご予約を締めきっております。

【生徒の方へ】にて日程と空いている日時をご確認ください。

休講する場合は、ご予約の方へメールでご連絡いたします。またこのホームページ上でお伝えいたします。

 

 

☆講師より

このたびは休講となりご迷惑をおかけしております。5月こそはみなさんにお会いできることを願っております。

 

私はといえば教室をお休みにすることが残念で数日間うなだれておりましたが、たまにお願いされる編集の仕事をいただいて(感謝)、気づけばその作業で時間が経っていました。今週からは教室のプリント作成をしたり、自習を進めようと思います。教室のプリントもどんどん新しいものを作っていって、書道史についてもお話ししたいですし……。これからのためにできることを探していこうと思っています。

 

書道界の動きとしては、6月や7月に開催される予定だった大きな展覧会も中止になりました。他の業界と同じように厳しい状況です。またいつか明るい会場で作品を展示できる日が来ることを信じて、今小さなことから練習するしかないと思っています。

また次回お待ちしております。一緒に練習していきましょう!

 


2020.04.13

【大事なお知らせ】

 

◉4月後半の教室について

20日(月)、21日(火)、24日(金)の教室を休講いたします。

 

新型コロナウイルス対策のため、4月中の教室を休講することに決めました。

※20日、21日、24日のご予約の生徒の方々へ、13日午前にメールでお知らせしております(みなさまからお返事をいただきました。お手数をおかけいたしました。)。

 

--------------------------------------

◉5月以降の教室について

・5月の教室は開講予定です。ご予約を受け付けております。

・今後の状況をふまえて、休講にする場合は早めにみなさまにメールでお伝えします。また、このホームページ上でもお知らせします。(メールが繋がる状況にしておいてください。繋がらない場合はお電話をさせていただきます。メールを見たご返信もお願いします。)

 

◉講師の私はマスクを着用します。教室前後で掃除、換気、空気清浄機をオンにしています。

 

【大事なお願い】

・欠席の方は、できるだけお早めにご連絡ください。

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・少しでも咳の出る方は必ずマスクの着用をお願いします。

お身体をご自愛ください。

(気分転換をしづらい状況ではありますが、お家でできることを見つけたり、ゆっくりと体を休めてみましょう。深呼吸。温かいお茶を飲んだりしましょう。このホームページの「書道情報」でおすすめした動画で勉強することもできます。)


2020.04.04→04.06(月)訂正

【4月の休講のお知らせ】

みなさまに4月の教室につきましてお知らせいたします。

 

◉4月の教室について

7日(火)、10日(金)、11日(土)の教室を休講いたします。

新型コロナウイルスに罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。新型コロナウイルス対策のため、7日(火)、10日(金)、11日(土)の教室を休講にすることに決めました。

 

・7日(火)、10日(金)に予約されていた方々には6日朝に、また、土曜日の方々には4日にメールでご連絡しました。

・ご迷惑をおかけし申し訳ございません。落ち着いて練習できる日がきっと来ます。(と、生徒の方々からメールをいただき励まされました。)また教室で一緒にたくさん練習しましょう。

 

 

◉4月20日以降の教室について

・今のところ4月後半の教室は開講予定です。

・今後の状況をふまえて、休講にする場合は早めにみなさまにメールでお伝えします。また、このホームページ上でもお知らせします。(メールが繋がる状況にしておいてください。繋がらない場合はお電話をさせていただきます。メールを見たご返信もお願いします。)

 

◉講師の私はマスクを着用します。教室前後で掃除、換気、空気清浄機をオンにしています。

 

【大事なお願い】

・欠席の方は、できるだけお早めにご連絡ください。

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・少しでも咳の出る方は必ずマスクの着用をお願いします。

お身体をご自愛ください。

(気分転換をしづらい状況ではありますが、お家でできることを見つけたり、ゆっくりと体を休めてみましょう。深呼吸。温かいお茶を飲んだりしましょう。このホームページの「書道情報」でおすすめした動画で勉強することもできます。)

--------

追記

2020年が始まった当初、このような状況になるとはつゆほど思っていませんでした。正直に記してしまうと、教室のゆくえに少し焦りを感じてしまいます。が、これは当然ながら自分だけの難局ではないのですよね。いま、皆ひとりひとりがそれぞれに思いを抱えて過ごしていると思います私も落ち着いて、できることをしていきたいと思います。

4月7日、10日、11日は、緊急事態宣言の発表があるらしいとの報道と埼玉県の週末の外出自粛要請をふまえて、休講することに決めました。お会いできないことがとても残念ですが、また次回笑顔で一緒に練習できる日を心待ちにしております。


2020.03.16

 

先週、3月9日(月)から14日(土)まで教室を開講しました。平日の教室は比較的普段通りにみなさんが集まり、集中して練習することができました。教室や私を気遣うメールをいただいて、感謝しています(T_T)

このような情勢ですので、欠席することも大事な選択です。また笑顔で一緒に練習しましょう。少しでも早く、皆が気兼ねなく生活できる日がきますようにと願っています。

 

 

・今後の3月末から4月の教室も開講予定です(3月16日現在)。

 

・しかし今後の状況を見て、教室をお休みにさせていただく可能性があります。

お休みの場合、なるべく早めにみなさまにメールでお伝えします。

また、このホームページ上でもお知らせします。

(メールが繋がる状況にしておいてください。繋がらない場合はお電話をさせていただきます。メールを見たご返信もお願いします。)

 

・講師の私はマスクを着用します。教室前後で掃除、換気、空気清浄機をオンにしています。

 

【みなさまへ大事なお願い】

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・咳の出る方は必ずマスクの着用をお願いします。

・欠席を考えている方は、お早めに気兼ねなくご連絡ください。


2020.02.28→3月6日に修正を加えました。

 

【3月の教室について】

新型コロナウイルスの影響がニュースでも伝えられています。

そこで、3月の当教室につきましてお知らせします。

 

・3月9日(月)からの週の教室は開講予定です(3月6日現在)

 

・しかし今後の状況を見て、教室をお休みにさせていただく可能性があります。

お休みの場合、なるべく早めにみなさまにメールでお伝えします。

また、このホームページ上でもお知らせします。

(メールが繋がる状況にしておいてください。繋がらない場合はお電話をさせていただきます。メールを見たご返信もお願いします。)

 

 

【みなさまへ大事なお願い】

・ご自身またはご家族で37度以上の熱のある方は欠席でお願いします。

・咳の出る方はマスクの着用をお願いします。

・欠席を考えている方は、お早めに気兼ねなくご連絡ください。

 

-----------------------------------------------------
※以下はお時間のある方がご一読ください。

 

ずっと教室をすべきか迷っていましたが、他の少人数の教室をされている先生方が備えを充分にして開講されているのを見て、この教室も開講する予定にしました。また、そう悩んでいるときに生徒さんから出席したい旨のメールをいただいて、開講しようと前向きに思えるようになりました。

 

いつもしていますが当教室も教室前後で掃除(掃除機&拭き掃除)をし、空調にも気を遣っています。また、私自身、この時期は鼻炎と花粉との闘いがあり、今回は教室でマスクをする予定です。

 

隣国の中国、韓国でも大変な状況です。ソウルにいる韓国人の方と話しましたが、マスクや消毒を徹底しつつ、この大変な中でも前を見据えた姿勢でいました。

一日でも早くこの状況が収束しますようにと願っています。


2020.02.25

 

【お知らせ】

今年1月の展覧会に出品されたみなさま

作品が教室に戻ってきました(^^)

前日メールでもお伝えしますが、教室の日に作品の入るサイズの袋を必ずご持参ください(教室には大きな袋はありませんのでお願いします)。作品と賞状は教室でお返しいたします。基本的に宅急便等での郵送はしておりませんので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


2020.02.21

 

大変遅くなりましたが、本年2020年も何卒よろしくお願い申し上げます。1月、2月も教室でみなさんと練習することができました。心より感謝申し上げます。新年もじっくり練習していきましょう!


2019年

2019.12.30

 

みなさま、本年2019年も教室にお越しくださり、ありがとうございました!

今年の前半は毎月2名様程度ですが生徒募集を行いました。新しく入会された方もすでにこの年末には教室に慣れて、熱心に練習されています。ありがとうございます。

そして、3年、4年と教室に通ってくださっている方々が増えました。ありがとうございます。教室の2時間では当たり前ですが無言で練習されているので、お互いのことを詳しく話す時間もありませんが、お互いに何か通じるものが増えてきたような気がします。共に時間を過ごすことが私にとっては心地よく、書について深く考える時間になっています。通ってくださっているみなさんも同じように、何か過ごしやすい空間になっていると良いなといつも思っています。

 

私にとっての2019年は、仮名の古筆を臨書する時間が増えた一年でした。2020年も仮名を課題として学んでいこうと考えています。作品として提出するものは結局漢字のもので、2020年1月の展覧会では「書譜」(しょふ・中国唐代の孫過庭の作品)の臨書を2×6尺(横60センチ×縦180センチ)の紙に書きました。会の先生からいただいた北京・戴月軒の柔らかい筆の軸の上方を持って、ねっちりとしつこい動きで無心に書いたので、展覧会場で見ていただけるとうれしいです。

 

10数年前、隷書を練習し始めた私に会の先生が、いずれその隷書で学んだことが他の書体で必ず生きてくるよと教えてくださったことがあって、私は今もそのことばを信じているのですが、ペン字も仮名も漢字もそれぞれで学んだことが必ず他で活かせます。たとえばペン字で学んだことを毛筆で活かせるのかと考えたときに、ペン字のお手本で学んだ文字の組み立て(左右の偏と旁の高さの違い、比率、足の長さなど)を毛筆を練習するときにもその目線を大事にして書いていくことができます。また、そう意識しなくても、おそらく線の中身にも表れてくるのだろうとも思っています。

 

長くなりましたが、何を練習してもいずれはどこかで活かせる(無意識にいきてくる)ので、分野の隔たりなく、知らないことにも興味をもってみることが大事なのだなとあらためて思った一年でした。

 

2020年も教室でお待ちしております。よいお年をお迎えください。

 


2019.11.26

 

12月の教室では「12月〜2020年2月の教室日程」と久しぶりに「教室ニュース」を配布します。「教室ニュース」では生徒の方々が出品された展覧会の情報やその他の展覧会情報、筆の話などを書いています。

 

そして12月は毎年恒例!年賀状を練習しお清書します。今年は小筆の方で、仮名の古筆「粘葉本和漢朗詠集」の中から紀貫之のうたを臨書する内容も盛り込んでみました。

 

最近は、小字の仮名を懸腕(机上に手首をつけずに腕を上げた状態)で書くことをすすめています。いにしえの仮名の用筆法は懸腕であったと想像しますが、現代では懸腕と提腕(机上に手首をつけた状態)のどちらも見受けられます。が、漢字の用筆法と同様に、筆の毛を紙に垂直にあてることを考えると、明らかに懸腕の方が自然と古典の姿を書き表すことができます。

 

年末も一緒に練習しましょう!教室でお待ちしております(^^)/

 


2019.10.28

 

このたびの台風の被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

NHKのテレビ番組「歴史秘話ヒストリア」で「佐竹本三十六歌仙絵」について放送されました。直前ですが、明日10/29に再放送があるようなのでチェックしてみてください。また、他にも番組があるようです。

 

・NHKテレビ総合「歴史秘話ヒストリア」10/29の午後3時8分〜(再放送)

・NHKテレビ総合「特集 響きあう美 佐竹本三十六歌仙絵」11/9の午後3時5分〜(関西は11/3)

・Eテレ「日曜美術館」11/10の午前9時〜

※京都国立博物館「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展の情報を参考にしました。間違いがありましたらすみません。

 

京都国立博物館の下記のホームページで、佐竹本について解説されています。

https://kasen2019.jp/index.html

 

---------------------

 

最近の教室では、1月の展覧会に出品するために熱心に練習をしている方々がいます。

今回の出品は9名の予定で、漢字3名、仮名6名になりそうです。教室でみなさんにゆるく出品を募ってから今回で4回目。最初の頃と比べて、仮名の作品が多くなりました。

 

書道界では、漢字作家、仮名作家ということばがあるように、漢字の作品だけを書く人、仮名の作品だけを書く人と分業制のようになっていると説明することがあります。私も書道団体に入った頃はそれが普通だと思っていました。

それがあるとき、仮名の先生(日展作家で、私が通った学校の卒業生)にお会いしたときに「なんで仮名を練習していないの。分野問わず書けるべきでしょう」と呆れられたのですが、そのときはそこまで言われてもなお「私は漢字を書くから」と思ったままでした。しかし今は、あのときを思い出すと恥ずかしい気持ちになります。

 

尊敬する先生方というのは、漢字も仮名もペン字も学ばれて、魅力のある書を書かれています。さまざまに学ぶことが自分の筆力につながると信じて、私も勉強していこうと思います。

 


2019.08.26

 

久しぶりにブログを更新します。アメーバブログの方も滞っています(>_<)

 

今日、このホームページ内の「WEB版作品展」の内容を更新しました!

7月の教室にて、「令和」または「暑中お見舞い」を練習しお清書しました。そのお清書をスキャンして1枚のプリントにまとめましたので、参加された方に配布します。どうぞ「WEB版作品展」の画像もあわせてご覧ください(^^)/

 

「WEB版作品展」を見ると、教室を開講してからこのイベントも8回目になるようです。

毎年、暑中お見舞い(7月)と年賀状(12月)の内容で葉書を清書して提出してもらい、それをプリントにまとめて配布するということを続けてきました。もとは、何か教室内でイベントができないだろうか、また、作品を展覧会に提出しない方のために何かしたいということから始めました。

 

今年は「令和」を書くということも増やしてみたのですが、いかがでしたでしょうか?

 

「令和」と新元号が発表された直後に「令和」を書いてみますか……?と何名かの方に聴いて、またの機会にしようかなと思っていたのですが……。あるとき、教室に4年ほど通ってくださっている生徒の方々から「令和」を書いてみたいのですがと言われて、私はすぐその気になり、7月のイベントのときに書いてみましょう!となりました。

 

前の写経のときもそうでしたが、「こういうことを学びたい」と言われることがどれほど励みになることか……。常に生徒のみなさんに感謝しています。そして「何を学びたいのか」に応えられるようにありたいと思っています。

 


2019.01.11

 

明けましておめでとうございます。新年は7日から教室をスタートしています◎

 

今年はイノシシの如く、書作に猛進していきます!

 

新年も何卒よろしくお願いいたします(^^)